好奇心旺盛だから、内容は支離滅裂。

by covaemon

桐野さん3冊。

「残虐記」
なんだかね、不思議な読物でしたね。
実際にあった事件に何かを感じて書かれたのだと思いますが、さすが、小説家。小説を小説と感じさせないようなものになっているように感じます。
というより、読んでいると、何にもほんとの事が書いていないのではないかと思ってします。そりゃ、物語だからそうでしょうけど。

ただ、人間どうしが共感できるところなんて、ほんの一部しかないってことなんでしょうか。

「冒険の国」
ここでも、いさぎいい女性とそうでない女性と、なんだかわからない男が出てきますね。
どちらにしても、人間は常に、逃避したいと思っているってことかな。

「魂萌え!」
!がついているのがなぜかってのが一番の疑問であったりするのですが、とにかくぼくが桐野さんの作品を読んだ中である意味、一番こわいお話であったような気がします。
自分も絶対的にあのような年齢になるわけで、そのときはいったいどのような生活をしているのか。いやひょっとしたらその年まで生きられないかもしれないどけ。

これ読んでいるとね、もうなんでこんなに人間ってのはめんどうな動物なんだろうと思ってしまいます。一人が快適ならそれでもいいじゃないのって思います。

よくあれだけ、いろんな話を詰め込めたなあって思います。ほんとに桐野さんってすごい。


スキン変更した。年もひとつ増えたし、「眠り」好きだし。
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by covaemon | 2007-09-11 13:13 | 書き物 | Trackback | Comments(2)
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Commented by next-kazemachi at 2007-09-11 15:11
お互いに、年、増えましたね(泣)。
「魂萌え!」だけ読みました。
「残虐記」は、ちょっと引いてしまって・・・。
「冒険の国」は知りませんでした。

桐野さんは、怖いです。
男性が感じるより、女性が読むほうがずっと怖いです。
それは、彼女の描く女性の怖さが、自分にも確かにあると感じてしまうから。
尖ったものを突きつけられるような怖さがあります。
だから、うかつには読めないんです。
「残虐記」、何度も手にはとったのですが・・・(悩)。
Commented by covaemon at 2007-09-11 19:25
年と体重だけは増えて行くんですよねえ。困ったものだ。

「残虐記」ね、たしかに恐いお話とは思いますが、絶対的に女性しか書けないよなあと思うのですよね。だから、こういう小説を読むのは好きです。
小説の中でも「男ってあほやなあ」と思ってしまいます。