好奇心旺盛だから、内容は支離滅裂。

by covaemon

財布は何でも知っている。

「長い長い殺人」をよむ。もちろん、宮部みゆきの作品である。素直におもしろい。
財布が進行役をやっている。今までこんなのに接したことがなかったので、新鮮に感じた。ぼくとしては犬が進行役をやるよりはいいと思った。

でも、純粋な推理小説好きの人には評価は低いようだ。財布がしゃべるおもしろさに惹かれてしまって本来の犯人探しやトリックに入って行きにくいのだろうか。

ぼくはどちらかというと宮部みゆきの小説にはミステリーとしての内容よりも、話の持って行き方や文章表現が好きなので、こういう今までにないもののほうが素直に入っていける。

でもまあ、財布に人格(財布格?)があればおもしろいのである。そして、男性用、女性用として作られたときに性別も備わっているのだからなんともなのだ。

財布という物はあんまり自分で買うということはないものである。ぼくはそうなのだ。貰う方が多い。だから好きなように使える。自分でもし買って、その買った物がかなり高価な物であれば、今現在のぼくの財布のように、現金3000円とTUTAYAとソフマップのポイントカード、そして整骨院の診察券しか入ってないような状態なら悲しくなってくるのだ。(もっともどんな財布であろうとこの状態は悲しいのではあるが)

そして、貰った物だから捨てられない。ぼくはあまりものには執着しないのだが、貰った物を捨てるということはなかなかできないのだ。自分で買った物であれば、カメラやギターなども買ったり売ったりをくりかえしている。

捨てられないのだからかなりの財布が机の引き出しには残っているのだ。もしそいつらが会話をしていればおもしろいだろう。「おれの持ち主はほんとに貧乏だなあ」なんて財布同士で言ってるかもしれない。「でも身軽で動きやすいや」「でも一度ぐらいは財産ってものを預かってみたいねえ」なんて言われていたりして。
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by covaemon | 2006-02-18 13:42 | 書き物 | Trackback | Comments(2)
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Commented by apple-of-1000 at 2006-02-19 20:02
「長い長い殺人」おもしろいですよねー♪
私も、かつて愛用していた財布たちにしゃべり出されたりなんかしたらもぉー大変ですよ(^-^; 「ポイントカードとか入りすぎてるから重いっちゅーねん」とか「もっと諭吉を入れんかいっ」・・とか(笑)いや・・きっとホントにお金持ちなヒトとなると、ゴールドカードなんかがたくさん入ってて、きっと現金なんて持ち歩かないんでしょうね(笑)
Commented by covaemon at 2006-02-20 09:08
apple-of-1000さんの、お財布は関西生まれなんでございますか。そりゃ商売人として最高ですよ。
やっぱりゴールドカード入っている財布は偉そうなんでしょうかね。