好奇心旺盛だから、内容は支離滅裂。

by covaemon

「模倣犯」完読。

やっとのことで、「模倣犯」を完読した。長かった。星野監督風に言えば「ああ、しんどかった」ってとこだろうか。生まれてこれまでこんな長いのを、読んだという記憶がない。「これぐらいで何言うてるねん」と思う人もいるとは思うが、そんなに読書をしないぼくにはたいへんなものだったのだ。
それに、1冊目を読み終えたところでしばらく中断したものだから余計に長く感じてしまった。

最後のほうにちょっとばかり納得できない展開があるのだが、そんなのは個人的なことだし本筋にはほとんど関係ないから何も触れないで置くとしよう。

しかしだ、まだ宮部作品は数冊しか読んではいないのだが、いつも感じるのは「主人公は誰?」ってこと。映画風に言えば「主演は誰?」か。

どの作品もいくつかの話が同時進行しているので昔ながらの主人公なんてことを考えるのは古いのだろうか。そして、その同時進行している話がみんな繋がっていくというのが宮部作品の一番面白いところだとぼくは感じている。

そして、その繋げていく方法というか、手法というか、その場面、展開が最高にすばらしい。中には、「それはないやろう」ってのもないことはない。しかし、「おお、そう来たか」とか「ええ、その手法があったのか」なんて感心や感動させられてしまうことのほうが、多い。

だから、いつも過程(プロセス)が面白い。反対にエンディングは結構あっさりしている。まあサッカーみたいなものかも。サッカーも過程を楽しむスポーツだ。もちろん、素晴らしいゴールはかっこいい。でも、それまで行きつく過程がサッカーの最大の魅力だと思うのだ。ただ、ぼくがもしサッカー選手なら絶対フォワードしかしない。そして野球なら絶対ピッチャー。目立つとこしか嫌なのだ。

さてさて、話がそれたが、そしてこれもいつも思うことなのだが、どうして彼女の書く10代の人たちはあんなに頭がいいのか。自分があまりにも頭が悪すぎたので余計にそう思うのかもしれないが、いくらなんでもあそこまで論理的思考が10代でできるものなのだろうか。それとも最近の10代ってそんなに頭がいいのだろうか。ぼくのどたまではわからない。

次はなにか時代物を読もうかと思っている今日この頃なのである。

最後に「模倣犯」の解説には「それはないやろう」と言っておきたい。全く無意味な内容としか思えなかった。
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by covaemon | 2006-01-12 11:09 | 書き物 | Trackback | Comments(3)
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Commented by covaemon at 2006-01-12 16:52
まあ、それじゃあアホどうし仲良くやって行きましょう。しょせんアホの言うてることなんか誰も解ってくれそうもないので、ぐだぐだ言うてるしか仕方がないのです。
Commented by とと at 2006-01-12 23:14 x
完読,おめでとうございます.(^-^)//""ぱちぱち
なんだか嬉しくなったので,TBしちゃいました.

確かに宮部作品って,ひとりひとりが主人公で,読み手もそのひとりひとりに感情を乗せることができるんですよね.さすが,プロフェショナル!

今度は,伊坂幸太郎などいかがでしょう?
「ラッシュライフ」「鴨とアヒルのコインロッカー」「オーデュボンの祈り」・・・どれも面白いですよ.(*^.^*)
Commented by covaemon at 2006-01-13 09:32
ととさん。
伊坂幸太郎ってはじめて聞いたんです。ラッシュライフって面白そうですね。装丁もエッシャー風でいいです。機会があれば読んでみます。
そうか、宮部作品ってひとりひとりが主人公か。なるほど。