戦国時代展/京都文化博物館と本能寺
2017年 03月 20日
京都文化博物館で開催されている戦国時代展。
昨今の戦国ブームや刀剣ブームのおかげかかなりの観客。そして若い女性達が多いように思えました。
それはそれでいいのですが人が多いのが苦手なぼくはちょっと辛い。それにずらーっとガラスの前に並んで見るのを待つってのはほんとに苦手。どうしても人の頭越しに観ることになってしまいます。
以前よその美術館ではガラスに透明のフィルムに説明文が書かれていたのでちょっと後ろからでも読むことができたのですが、ここは昔ながらのガラスの中に説明文。なかには奥の方に置かれていてほとんど見ることができないようなのもありました。ここは改善してほしいですね。
全体としてはそんなに多くの展示物があるって感じではなかったですね。それに今までにテレビや本、ネットで見たことがあるものが多いし目新しいものはそんな多くなかった。もちろん間近で本物を見れるってのはいいのですが、あんまり目玉って感じのものもなかったように感じました。洛中洛外図も複製だったしねえ。ただ、三好長慶と松永久秀の肖像画は真剣に見ました。
それよりも、違うフロアで開催されていた東寺百合文書展がよかったです。
何がよかったって人が少なかった。いやそれは別にして、何と言っても信長の天下布武の印のある書状が展示されていた。そして松永久秀のも。ぼくはこれの存在を知らなかったのですが、この文書はすべてデジタルデータにされていて誰でもネットで見ることができるようになってます。それも凄いですよね。
その後は本能寺へ。
いままで何度か境内には入ったことがあったのですが初めて宝物館にも入りました。ここも面白かったです。ぼくは戦国武将の書状が好きなのですよね。ここでも信長の書状が見れました。信長が使用したであろう茶器や本能寺の変の時の炎の熱で変形した茶器などもありました。しかし、本能寺ってホテルまで経営してるんですね。これにはびっくり。泊まってて焼き討ちにあったらどうしようなんてしょうもない事を考えてしまいました。
この日は花粉が超絶好調な日。目的を果たして速攻で大阪まで帰ってきました。どうしても京都でご飯を食べるってなんか敷居が高い感じがするんですよね。だからいつものようにお好み焼きでビールってパターンに落ち着いてしまったのでした。
by covaemon
| 2017-03-20 12:26
| アート
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