好奇心旺盛だから、内容は支離滅裂。

by covaemon

彫刻って凄いんや。

現在、箱根彫刻の森美術館で行われている、
「開館40周年記念 多田美波展 ―光を集める人―」

ぼくが彫刻ってものを意識するのようになったのはこの人の作品を知ってからです。
もう25年以上前ですが、ある写真家のアシスタントをしていた時、何度かこの人の作品の撮影をしました。
大阪から、車に機材をめいっぱい積み込んで東京まで。カメラ機材なので、スピードもそんなに出すことも出来ず、かなり時間がかかりました。

アトリエには制作途中の作品や設計図などが散乱してました。今ではコンピュータで設計もするかもしれませんが、その当時は全て紙に書かれているのです。CADてもうあったかどうかはわからないのですが、その設計図に細かく○○Rと書かれていたのが印象的でした。

この人の作品は曲線を多様するのでそういう指示が必要なんでしょうね。
新作の撮影をするってことだったのですが、どこで撮影するかが問題になったのです。スタジオでの撮影はしない予定だったので、最初は多摩川の土手なんてどうだろうかって意見が出たのですが、写真家から「彫刻の森へ行きませんか」と。

急なことでも、多田先生ならOKでしょうと。そうです。当然「多田先生」とお呼びしてましたよ。でも、その当時はいろんなところに先生っていたのでこの人がどんな人かってのは全く理解してなかったのです。

で、作品をトラックに積み込んで、機材の乗った車と2台で東京から箱根へ向かったのですね。
ぼくは箱根なんて行ったことがなかったけど、車の雑誌で有名な所って印象でした。でも彫刻の森美術館の存在は知らなかったのです。

途中、富士屋ホテルで昼食という贅沢な時間もありここも当然気に入ったのでした。
で、現地について、搬入口から入れてもらったのですが、そこはほんとに素晴らしい空間でしたね。
緑の中に彫刻が浮いている感じ。なぜか遠近感がなくなったような感覚にもなりました。

とはいえそんな感慨にふけっている時間もなく(多分、他の人は何度もここには来ていたでしょうから)機材のセットと作品のセットも。

撮影を始めると、やっぱりお客さんが集まって来ましたが、別段邪魔されることもなく、天気もよかったので順調に撮影は進んだのです。

終わってからは箱根で有名な餃子専門店に連れて行ってもらいましたね。まだあるのかどうかは定かではありません。

二度ほど彫刻の森で撮影したと思いますが、それ以降ぼくは箱根が気に入って、年に数回箱根に行ったなんてこともありましたね。その当時は若かったので車で行きましたから、箱根の道はほぼ覚えてました。新緑の頃はサンルーフを開けて走っているとどんなに気持ちがよかったか。また、秋口の芦ノ湖の紅葉も綺麗でしたよね。

もう長い期間箱根には行ってないのです。こういうのがあると行ってみたくなりますが、何にもまして先立つものが乏しい。それに今となっては車で行くなんてありえない。また、休みといっても、普通に土日。

まあ、朝早く出て、新幹線使って、ここだけ見て、夜フラフラになって帰ってくるってことなら可能でしょうね。
でもなあ、やっぱり富士屋ホテルも止まりたいしなあ。あ、もっと先立つものがないか。

この多田美波さんの彫刻はほんとに好きですね。独特で幻想的で見ていてあきません。
現在は85歳ですが、お元気に新作も発表されているとのこと。ぼくが始めてお会いした時はジャージ着て普通のおばちゃんって感じでした。
もし、時間のある方は是非見ておいて損はないと思いますよ。
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by covaemon | 2009-10-14 14:37 | アート | Trackback | Comments(1)
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Commented by covaemon at 2009-10-15 21:38
葬式用はもう確保ですな。